2005年9月までのバックナンバーはこちらです!

地震後7ヶ月のブログ

私のつれづれbooks

  • マキアヴェリ 君主論
    決断力のない君主は、当面の危機を回避しようとするあまり、多くのばあい中立の道を選ぶ。そして、おおかたの君主が滅んでいく。(君主論) 弱体な国家は、常に優柔不断である。そして決断に手間どることは、これまた常に有害である。(国家論)
  • 奥田英朗 著: 町長選挙

    奥田英朗 著: 町長選挙
    題名が気になるが、ホリエモンやナベツネをモデルにした、ユーモアあふれ、どこかペーソス(哀愁)を感じさせる、人生賛歌?

  • 佐々木 毅著: プラトンの呪縛

    佐々木 毅著: プラトンの呪縛
    民主主義の可能性と限界を考えさせるプラトン。ではいかなる政治が?小泉自民党を支持した私を含む日本国民が慎重に考えなければならない。

  • 土門 拳: 土門拳強く美しいもの

    土門 拳: 土門拳強く美しいもの

  • 日本経済新聞社: 歴史から読む現代経済

    日本経済新聞社: 歴史から読む現代経済
    全章興味深いが、第12章 「エネルギーの覇権」:土市勉 は柏崎の方なら必読。僭越ながら、原子力と水素:燃料電池の関連づけは私も浜岡原発の事故の際に思いついた。

  • 村上 龍: 半島を出よ 下

    村上 龍: 半島を出よ 下
     益々さわやかさからは遠ざかる。暴力がテーマ、となると北野武監督になると思うが、村上龍自身監督をつとめた経験もあるのだから、いずれ映画化されるであろう。それを意識して書かれた作品。  北野武が蓮實重彦にその自殺願望を見抜かれたことと同様、気付かれたくない、けれども気付いてもらいたい、落ちていく日本、それに気付かない日本人。実は日本自身に自殺願望があるのだ、それを感じ取ってくれ、との叫びの様にも感じられる。希望は?再生は?さて、・・・・。         

  • 村上 龍: 半島を出よ 上

    村上 龍: 半島を出よ 上
    さわやかな連休には一番ふさわしくない本だが、今の日本人が一番読まなければならないような気がする。読み始めたばかりだが、そう感じた。20年ほど前、同じ村上龍の「愛と幻想のファシズム」を読んで唸ったことがあるが、同様にインパクトがある本のように思える。

  • 幸田 真音: 小説ヘッジファンド

    幸田 真音: 小説ヘッジファンド
    4.5年前のものだが、今読むと日本経済、システムがよく分かる。結末は少し出来すぎ。


  • 佐伯 啓思著: 「市民」とは誰か(PHP新書 022)

    佐伯 啓思著: 「市民」とは誰か(PHP新書 022)

にもかかわらず桜井 サイト内検索


2016年11月24日 (木)

*新市長としての今後の動き*

*新市長としての今後の動き*12月6日(火)から4年間が任期

 12月19日(月) 市議会12月定例会開会
  新市長が、初めて議案を提出します。
  また、ここで「所信表明」を行います。これは今後の市政を運営する上で、新市長としてどの様な考え方で市政を運営して行くのか考え方を述べることになります。

 H29年1月6日(金)・10日(火)一般質問
  ここでは、主に「所信表明」を受けて、その内容、考え方について、議員の皆さんが質問し、市長の答弁を求めます。(市長と議員が初めて議論する事になります)

 H29年1月13日(金)12月定例議会最終日
  ここで、新市長が初めて提出した議案の採決が行われます。

※12月19日・H29年1月6日・10日は皆さん議会の傍聴に来てください。

https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/…/shigi…/nitte/kaigi.html

2016年11月21日 (月)

19日23:57分にFacebookにアップした文章です

 以下の文章は選挙戦最終日11月19日23:57分に私個人のFacebookにアップした文章です。
 投票日当日(20日)になると、ブログの更新などが出来なくなる事から、掲載できませんでしたが、ブログをご覧頂いている皆さんにも、ご覧頂きたいと思い掲載させて頂きました。

 ありがとうございました。
 7日間の選挙活動終わりました。

 たくさんの皆様からお力添えを頂きました。たくさんの皆様から私の話を聞いて頂きました。

 様々な考えの違い、立場の違いを乗り越え、共有点を見いだす政治を訴えました。細い道を皆さんが共に歩いて頂ければ、道は広がり、柏崎の可能性は大きなものになると信じています。

 明日の投票日、「桜井まさひろ」という文字に皆さんお一人お一人のお気持ち、願い、希望、夢を込めて頂ければ幸いです。

 強く やさしい柏崎 桜井まさひろ

 私は柏崎の力を信じます。

 何卒宜しくお願い致します。

当選証書を頂きました!

本日、当選証書付与式に行ってきました!

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2016年11月20日 (日)

ありがとうございました(感謝)

大変多くの皆さんの支援・応援を頂きありがとうございました!

柏崎市長として、皆さんと共に「新しい物語」を作っていきます!
 最終得票数:桜井まさひろ 30,220票
       竹内えいこ  16,459票
 投票率:64.06%(前回:64.93%)

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2016年11月18日 (金)

11月19日15:50〜「柏崎をひとつにしよう!」

 

11月19日(土) 15:50〜16:20 市民プラザ前にて最後の街頭演説を行います。「柏崎をひとつにしよう!」を合言葉に、最後の最後に「桜井まさひろ」の熱い思いをお聴き頂ければと思います。皆さんお誘い合わせの上、ご参集頂ければ幸です!!

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厳しい選挙戦になっております

 選挙戦も残すところあと2日、午前中に上藤井街宣中に、力強い応援をもらいました!
 厳しい選挙戦になっております、最後の最後まで走り続けますので、みなさんの引き続きの応援をよろしくお願い致します!

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「強く、やさしい柏崎をつくる会」さんが応援してくれています

このような届け出ビラ第1号を作成し、応援してくれました!

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2016年11月15日 (火)

今日も3箇所で個人演説会

 今日も3か所で個人演説会を開催し、大変多くの皆さんにおいで頂きました。足元の悪い中ありがとうございました。

 また、会田市長・真貝副議長さまから心強い応援も頂きました。

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2016年11月14日 (月)

出陣式の模様をYouTubeにアップしました!

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多くの皆さんから、Facebookに掲載の
出陣式の模様の動画を見たいと言うお話を頂きましたので、YouTubeにアップしましたので、ご覧頂ければと思います。
添付ファイル エリア

2016年11月13日 (日)

皆様と共に実施する事業、目指す課題、挑戦したい夢、政策(2)

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皆様と共に実施する事業、目指す課題、挑戦したい夢、政策(1)

秋晴れの中選挙戦初日も終わりを迎えます。

先日の記者会見でお示しした政策を、もう少し具体的にまとめて見ました。

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「強く、やさしい柏崎へ」元気よくスタート

いよいよ選挙戦がスタートしました!

今日はこの快晴の中で、休日にもかかわらず大勢の方々にお出掛け頂き、「元気よく」スタートを切ることができました。

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2016年11月11日 (金)

「元気が出る大集会」フルバージョンです!

 11月6日(日)にアルフォーレ大ホールで開催されました「桜井まさひろ 元気が出る大集会」の開会から暖かい応援メッセージ、わたしの想い等全て収録した動画を公開いたしました。
少し長いですがぜひご覧ください!

https://youtu.be/tT8P6fPUFIM

「元気が出る大集会」で私の熱い想いを語った動画を公開

おはようございます!

最近急に寒くなってきましたが、皆さま体調は崩されていませんか?
告示まで残すところ、今日と明日の2日になりました。
私も後援会も最後の追い上げに、ますます熱くなってきました!!!!
さらにヒートアップして勝ち抜きたいと思いますので、これからも変わらぬ応援よろしくお願い致します!

ところで、11月6日(日)にアルフォーレ 大ホールで開催した「桜井まさひろ 元気が出る大集会」で私の熱い想いを語った動画を公開しました。
当日来れなかった、また見返したい方、ぜひご覧ください!

また、ご友人にもぜひ私の想いを生の声で知ってほしいと思った方は、下記のアドレスを教えてください!!!!


https://www.youtube.com/watch?v=_biK4eQ3Mhs

2016年11月10日 (木)

出陣式のご案内

 いよいよ11月13日(日)柏崎市長選挙が告示となり、7日間の選挙戦が始まります。

 「桜井まさひろ」出陣式を9:00から事務所前の広場で行いますので、多くの皆様から参加頂ければ幸いです。
 駐車場が限られています。ご足労をお掛けしますが、下記の駐車場をご利用ください。

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後援会で新しい資料を作ってくれました!

告示まであと数日になりました。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

下記の資料を後援会で作成してくれました。

近日中に皆さんにお届け出来ればと思っています。

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2016年11月 6日 (日)

「元気が出る大集会」に参加頂きありがとうございました!

 日曜日の夜と言うお忙しい中、大変多くの皆さんに参加いただき、多くの激励のメッセージとエールを頂きました!

 期日前投票が出来ることを考えると、実質的な戦いは告示までの残すところ6日余りとなります。今日頂いたエネルギーをもとに、引き続き走り続けます。

 私の思い、柏崎を元気にする「新しい物語」を聞いて頂き、皆さんが少しでも元気を出して頂けたら嬉しいです。また、今日の内容を周りの皆様にお伝え頂けたら幸いに思います。

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2016年11月 5日 (土)

桜井まさひろ辛口・甘口応援団

桜井まさひろ辛口・甘口応援団のみなさんがチラシを作成してくれました!
明日の「元気が出る大集会」で参加して頂いた皆さんに配布します。
どんな甘口・辛口な言葉が書かれているかは、明日のお楽しみ!
みなさんの柏崎に対する「思い」を書いていただく部分も用意しましたので、是非今から考えておいてください。
ですが・・・少し早めに・・・

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2016年11月 3日 (木)

元気に飛び回っています!!

元気に飛び回っています!!

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 皆さん大変お忙しい中、時間を割いて私の考えるシナリオを真剣に聞いて頂きありがとうございました!

 これからも一人でも多くの皆さんに、柏崎を元気にするシナリオを聞いて頂けるよう活動していきます!

元気に活動しています!

朝立ち、各種集会など、元気に活動しています!

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 私も54歳になりました。柏崎市議会議員として14年間、2回の市長選挙、そして原発事故。多くのことを学び、考えました。

  市民の生命と財産を守るという「安全・安心」、生活や経済を「より良きもの、豊かなもの」にするという2つのバランスを保つことのできるリーダーでありたいと考えいます。

  皆様のお考えを伺いながら、対話を重ねながら、柏崎市政へのアイディアと意欲で、柏崎市長として、ぜひ活動させていただきたいと思います。

 「強くやさしい柏崎」「元気な柏崎」にしていくために!

 

2016年10月31日 (月)

告示に向け準備を進めています

11月13日の柏崎市長選挙告示に向け準備を進めています。

記者会見風景

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事務所開設

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    扇町113 スクープビル1F

     電話:0257−41−5657 FAX0257−41−5687

 近くにお出掛けの際は、お立ち寄り頂き激励頂ければ幸いです。

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2016年10月30日 (日)

11月6日 元気が出る大集会

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チラシを拡大表示 「a5.pdf」 

皆さんと共につくる、柏崎を元気にするシナリオを、具体的に聞いて頂く機会をもうけさせて頂きました。

 大変お忙しい中、ご多忙中のことと思いますが、皆様お誘い合わせの上、足を運んで頂ければ幸いに思います。

  日時:平成28年11月6日(日) 18:30から 

                  (18:00開場)

  場所:アルフォーレ 大ホール 

            (託児所も準備しております)

2016年10月29日 (土)

5年ぶりの再開です! 記者会見の続き 施策のシナリオ

   骨子 お金をかけず、アイディアを活かす

      お金をかけて、一点突破全面展開

*経済施策 会見の音声 「c03.mp3」

 新規開業、新規就「農林水産業」支援
 Uターン、Iターン支援金 人材の確保
 地元企業の雇用拡大助成
 より一層の電気料金軽減策

*教育・スポーツ 会見の音声「c04.mp3」

 心身共にハードワークを重ねる先生方の支援

 部活動の位置付けをもう一度検証

 公立大学の可能性と意義

 高校のあり方を県ならびに関連法人とともに協議開始

 リオオリンピックの実績を活かし、東京オリンピックへ積極的に対応

 民間の文化団体、スポーツ団体の支援=人材の高度化

*福祉・医療 会見の音声「c05.mp3」

 高齢者福祉 人材の確保 外国人労働者の活用

 じ・ば・ちゃんセンター(仮称)

 ハンディキャップド福祉 成年後見制度の充実=>「最終的には柏崎市が責任を持つ」

 地元医師会との協力・連携強化 メジカルセンターの高度化

 総合医療センター、および国立病院機構新潟病院との連携強化

*観光 会見の音声「c06.mp3」

 四季型観光への模索、支援、実践

 柏崎水族館

 ハイキングのまち ウオーキングのまち 「歩きたい」人を集客

 自然、文化の再認識 柏崎市民の健康増進

*行政 会見の音声「c07.mp3」

 情報公開、広聴制度充実

 公と私の精査 (株)パブリックサービスの設立

 市民にやさしい市役所 総合窓口の設置

 柏崎市民でいていただいた事への感謝

 「私の生涯」DVD、データベース化「人物資料館」へ

 花のまち、柏崎をつくる

 市役所職員=まちづくりプロとしての具体的な施策コンクール

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2016年10月28日 (金)

9月28日の記者会見以降の状況の変化と私の基本姿勢

 私は47年間の原発を巡る対立が、柏崎発展のための活力であったと思います。

 同時に原発推進、反対、2つの勢力に力を分け、柏崎のまちづくりに結集できなかったことは残念な事であったとも思います。

 そんな中、両者からお声がけを頂いたのは、私にとって名誉でもありました。

 人口減少も顕著で柏崎の今後に大きな不安を抱く今、福島原発事故を経た今、出来るところから、手を携え、現実を見つめながら、理想を追いかけることに意義があると考えました。

  48年目にしてほんの少しではあるが柏崎が「かんもされ」、「結ばれ」、「変わる」事が出来るのではないかと思い、立候補の決意をしたのであります。

 私とそれぞれ両派個人との信頼関係から生み出された立候補でありましたが、残念ながらその信頼はより多くの皆さんには広がらなかったと言う事であります。

  本当に残念です。私の不徳と不明によるものです。

 しかし、「強く、やさしい」「元気な」柏崎をつくるために、全ての力を合わせたい、と言う私の願い、路線に変化はありません。超原発。原発を超えて、意見の相違を超えて、笑い声を伴ったまちづくりに邁進したいと希望しているのです。

 そして、この際、私がすぐにでも原発再稼働を認める事がごとき誤解があれば払拭しておきたいと思います。原子力規制委員会の審査が通り、東電から要請があったとするならば、柏崎市は再稼働に関し、自らの考えを明示し、改めて広く市民の意見を聞く(柏崎市広聴条例の制定)(前回会見ではシステムと表現)事も考えています。

 その意見も参考としながら、

 「条件をつけて」とは、その方向性を含め条件が整えば、 認める。

            全く条件が整わなければ、    認められない。

 条件とは「安全・安心、市民の生活、経済に資するように」いくつかを想定

   例えばそのうちの1つ

    最悪のシミュレーション:冬期・大雪・夜間 対応

   避難、緊急車両が通行する基幹道路の耐震性チェック、補強、改良工事

   基幹道路のみならず、各町内末端に至るまでの除雪体制確立

   街灯の補助電源

      国費にて行う

                               以 上

              2016年10月11日 記者会見 配布資料より

5年ぶりの再開です!

表題を「桜井雅浩:あなたと共に柏崎の「新しい物語」をつくる」に変更し、5年ぶりに再開です。


「新しい物語」を皆さんと共につくって行きたい。

それを実現するために、私は11月20日の柏崎市長選挙に立候補します。


その物語のシナリオは、

「強く」(西川市長) 「やさしい」(会田市長)柏崎をつくる。

         「元気な」柏崎をつくる

柏崎存亡の危機 人口減少の中で 都市間競争の中で 財政的観点を忘れずに

柏崎市民あげて、あらゆる人材、人脈を使って、

「明るく」「楽しく」「安心して」過ごすことが出来るまちをつくる

「元気」を全国に発信する 「笑い声」を全国に発信する

「誇り」を全国に発信する

息を引き取るとき、「ああ、柏崎で良かった」と思われるまちをつくる


このシナリオを、皆さんと共に議論し、育てて行きたいのです。


※9月28日立候補記者会見録音(なぜ立候補なのか)「kosi.mp3」


<シナリオをパンフレットにしてみました>

Photo

パンフレット表「omote.jpg」を拡大表示

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2011年10月 6日 (木)

賢兄お二人

 昨日、お二人の賢兄から長いお手紙を頂いた。お一人は東京に住む私の恩師ともいえるべき方であり、お一人は柏崎に住む先達である。

 お一人はにこやかな、かつ冷厳な現実主義者であり、お一人はシニカル、かつheartwarmingな理想主義者である。

 お二人の手紙が昨日重なったのは全くの偶然であるが、私はこのお二人から昨日頂いたということを本当にありがたく、心から誇りに思う。

 おー!現世を忘れぬ久遠の理想じゃ。

2011年10月 4日 (火)

秋の山が始まる

2011

 たんねのあかり2011、今週末10月8日(土)である。お待ちしています。今年は割烹三井田さんが「柏崎・谷根 天然鮎茶漬け」を限定30食にて販売。初登場。楽しみ。天然鮎を焼き枯らし、ダシをとってのもの。美味しいと思うよ。

 鮎、川の季節が終わり、金木犀の香りが甘く流れ始めると私にとってはまた秋のキノコ、山シーズン到来である。雨が降り、鮎が産卵に下る頃、連日の冷え込みでキノコも一斉に出てくる。

 「いつが休みなんですか?」と聞かれたことがある。「キノコは10月~1月中旬まで、それからちょっと休んで、2月にはフキノトウが始まり、4月、5月がゼンマイ、ワラビ、わさび、山ウドと続いて、6月ちょっと休むなあ、7月後半は鮎が始まって9月まで、夏は海の収穫もあるから、あっと言う間に1年が経つんだよなあ」 と私。山の師匠に言わせると、1月、2月はイノシシがあるじゃないか、ということだが、それはお供だからね。

 朝、山や川へ向かう道で怪しいジャケット姿、ネクタイ姿は私である。カムフラージュ用に着込んでいるのである。着替えとタオルは常に一式車に積んである。現場でほぼ真っ裸状態で「作業着」に着替え、狩猟民族となるのである。今年は水タンクと結んだ簡易シャワーも購入したので、アフターも万全。シーブリーズをほのかに漂わせ、さわやか青年となって午後、仕事に就くのである。

 しかし、何事にも失敗はあるもので生徒から、「先生、クビの後ろ、なんか付いてるよ、あっ、枯葉だ」という指摘を受け、うろたえた。生徒曰く、「何で葉っぱがクビにくっついているの?怪しい。何してんの?」 確かに怪しいのである。

2011年9月26日 (月)

命、言葉、原発

 いきなり大上段で恐縮だが、先週末、「命」を考えさせられる機会が続いた。時間外の病院で、医師、看護師の皆さんが共に駆け回る忙しさを目の当たりにした。看護師さんは本当に走っていた。救急隊員の繁忙を共有した。

 ベッドの上の病人。言葉を発することができず、体の自由がきかず、認識を失う、という事態を回りの者たちはどのように考えればよいのか。表面上、本人は気持ちよさそうに寝ているのだ。命、という漢字に「口」という文字があることを考えれば、言葉は大切な要素なのだと気付かされた。

 さて、言葉を失う、というのは唖然とする、あきれる、という意味で使うはずだが、文字通り、心に思うその本音を言葉にすることをできず、意思疎通ができない事態は辛く、悲しいものである。

 分かっていた、うっすら気付いていたけど言い出せなかった。こんな事態を私たちは反省しなければならないと思う。反省の度合いはそれぞれ異なるのであろうが、反省をしなければならないと思う。

 原発の推進・容認の立場で進んできた私たちは技術を過信し、安全、安心というものを結果としてないがしろにしてきたこと。結果として。

 原発反対、脱原発派の皆さんの立場で考えれば原発を止めたのは結果として「運動」ではなく自然であったという事実。結果として。

 保守は賛成、革新は反対、イデオロギーで賛否を論じられた原発。

 経済か、命か、二者択一で論じられた原発。

 国、電力会社だけに責任があるのではない。原発推進派も容認派も反対派も結果として、国民は電気に囲まれた豊かな生活を享受してきた。また、原発立地点に住む者たちは、無論それを拒否してきた意志の強い方々もおられるだろうけれども、大方の人はその恩恵を享受してきた。ハコモノであろうが、交付金であろうが受け入れてきたのだ。結果として。私たちにも責任はあるのだ。

 同じことを同じように繰り返してはならないと思う。立場ある方々にお願いしたい。イデオロギーを超え、目の前を見た、先を見た、そして本音の言葉を発信して頂きたいと思う。発信して頂きたいと思う、柏崎から。

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2011年9月22日 (木)

知恵が欲しい

 がっかりである。昨日の柏崎市議会で、「原発からの脱却を求める意見書」が否決された。「国のエネルギー政策を抜本的に転換し、期限を定めて原発から脱却すること等を求めた」ものだという。

 私が落胆したのは結果よりもその構図である。社会クラブが提出し、みらい、共産党といういわゆる革新系会派が賛成で9、保守系会派といわれる方々が反対で16、否決。柏崎日報が伝えている。

 まったく、変わらぬ構図である。文面を拝見していないが、それぞれ歩み寄るところは無かったのか。原発そのものに対するもので意見がまとまらないことは容易に想像が付いたはずだ。であれば、国が予定している「原子力安全庁」なるものの機能、権限を実質的なものにする、つまり分離独立のみならず、執行権を持たせ「原子力規制庁」にさせることを求めるなど、折り合いの付く範囲で、柏崎が発信をできたはずである。

 市長はじめ柏崎市も同様である。国の様子見は政治に求められることではない。

 イデオロギーと既得権益の争いで矮小化してはならない。本当に柏崎の限界が近づく。そこには機会も希望も無い。

 私たち国民1人1人の心に訴える言動のみが期待されている。新たな知恵が求められている。

2011年9月21日 (水)

二つは一つ

 今朝、4時に目が覚めた。音のない世界だった。風の音も、雨が降りしきる音も無く、車のエンジン音や新聞配達のバイクの音も聞こえなかった。ただ、かすかにコオロギが鳴いていた。嵐の前の、という様相だった。

 最近早く目が覚め、朝読書に勤しんでいるのだが、今日は霜山徳爾「人間の限界」 もう、何度読んだのだろうか。奥付は1986年となっているので、25年前の本である。

 読む度に新たな発見がある、といえば余りにも当たり前の表現だが、今回新たな驚きがあった。

 中国・北宋の時代にあった「纏足」 幼児から足の成長を阻まれ、「不生産的な存在、男性の玩弄物になり、人間として自立することができなかった」 女性たちの存在である。霜山氏は「纏足を施した『思想家』たちに呪いあれ」という言葉で、「足もまた人間を語る」という文章を終えている。

 名著フランクル「夜と霧」の訳者である霜山氏。これぞ慈愛とも言えるようなものを感じさせるヒューマニスト霜山氏が「呪いあれ」という非常に強い言葉を使われた意味。

 この本の名にも使われている「限界」、つまり「限り」に「機会」という意味があることを指摘している。

 「限界があればこそ、そこには、いのちの限りに与えられる行為のチャンスがあるにちがいない。それはいったい何であろう。それはわれわれの日々の生活に直接にかかりあう主題である。われわれが、ささやかながら自己を打ち立てようと、内面の旅をする時、この点の考察は欠くことができない。ましてや昨今、この大衆社会の内において個人としてのわれわれの非力をいやというほど思い知らされ、また近代のモットーであった「進歩」の信仰がその生み出した技術文明の歪みによって失われつつあるだけになおさらのことである」

 この霜山氏の視点が、

 一日の生活(いのち)を
 まことに生くる者の上に
 光あれ           (宮本正清)

 安らいの み国あるべし
   青澄める 雲なき空の 明かしこの果 (島秋人)

 という「希望」を紹介できるのである。

 前にも書いたが、島秋人は罪を犯した悔恨と絶望と共に「蒼穹・青空」を詠んだのである。

 「限界」が時に「機会・チャンス」であり、時に「絶望」であり、その「絶望」の淵からまた「希望」を垣間見ることができる、と霜山氏は語っているのだろう。

 強さが優しさであり、優しさが強さであることと同様である。と考えれば「嵐の前の静けさ」というのは極めて必然なのかもしれない。

 まっ、いいか。さあ、来い!嵐!

 

«田中と斎藤に見る幸せ

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