従来的なものへの惜別と訣別 2
東京電力のデータ改ざん、定期検査偽装問題で、県知事、市長、村長が甘利経済産業大臣に申し入れをした。遅い。間髪を入れず、ということが大切なのだが、遅すぎる。
「公正取引委員会のような・・・・」と知事が提案したと伝えられているが、私たちはもう既に10年近くも前から言っていることである。
市職員にワインを買ってもらい、今月末のぶどう村危機を乗り切ろうとする策が各紙で報じられている。本当に恥ずかしい。以前あった「一杯のかけそば」のごとき清涼感もない。
昨日の日経
- 老舗のブランド経営限界 不二家・サッポロ・松坂屋
- 銀座企業淘汰遅れ
- 資産に安住、危機意識薄く
と見出しが並んでいる。これだけで充分だろう。一昨日書いた「従来的なものへの惜別と訣別」と同内容である。 「ランドマークの失墜」でも書いた。同じなのだ。
東電や国に対して厳しい内容の決議が議会に出される。当然である。しかし、よく考えて頂きたい。データ改ざんの際、「補正」と言った東京電力に「改ざん、じゃないのか!」と「怒って見せた」のは柏崎市長である。ワインを「混ぜ物」といわれて、「ブレンド」と訂正を求める姿勢と一貫するものはあるのだろうか。在庫も確認せずに作られた決算書は一体何なのだ。決議は採択されるだろうけれども全く説得力がない。柏崎のブランドは地に落ちつつある。
老舗、大企業、昔からの名前、に頼る経営は一般民間企業であろうと自治体であろうと限界なのだ。そしてそこに押しつけた(敢えて書くが)責任は大きいのだ。実質ではないのだ。気づいて頂きたい。
私は柏崎ぶどう村が始められた直後、小さかった子どもを連れて何度も行った。ぶどう狩りが終わってもう誰も訪れなくなった秋の終わり、いいお天気の日曜日、我が家はピクニックに行っていた。ビニールシートを広げておにぎりを食べていた。さて、食後のコーヒーをと思い、プリムスに火を付けたところ、現柏崎ぶどう村社長がお一人で姿を見せられた。むこうもビックリされていたが、カップをもう一つ追加し、コーヒーをお出しした。
私だってぶどう村から見る山並みを美しいと思う。だからこそ、今回のことは許せないのだ。柏崎が気づかなければならないのだ。白黒しっかり付けて頂きたい。白赤ロゼではない。
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